ワークの上下面を同時に撮影することが可能
上下2 面クロビットは、ワークの上面と下面を同時にピントを合わせて撮像が可能です。
上下2面クロビット紹介動画
上下2面クロビットの応用例
フープ材の上面にカメラを設置し、そのカメラでワークの上面と下面を一度に撮像できます。
また、IC や筐体のパッケージやコネクタなどの上下面の検査などにも使われています。
「直角プリズム」と「クロビット」の違い
直角プリズムを使用して表と裏を別々にピントを合わせて2回撮影
裏面の焦点距離は、表面の焦点距離に対して左の図のように遠くなってしまいます。
そのため、表面と裏面をピントを別々に合わせて2回に分けて撮影します。
クロビットを使用して1台のカメラで表も裏も同時に撮影
焦点距離の遠い方(ワーク裏面)に光路長を補正するためのガラスを入れることで、裏表の焦点距離を揃えることが出来ます。裏表の倍率も同一となります。