創業当初からのこだわり
私たちは創業以来すべての製品のピラミダル誤差を1分以内に抑えることを信念として製造してまいりました。お客様の望まれる本物のプリズムをご提供いたします。
ピラミダルとは
ピラミダルとは、プリズム自体が持つ三次元的な光軸のズレ量を表す言葉です。ピラミダル誤差が発生すると入出射時の光軸を大きく曲げる原因となってしまい、設計通りの光路が得られなくなってしまいます。レンズの場合でも、研磨加工時にズレた偏芯を補正するために最後に芯取り加工を行うのと同じです。
光軸調整を容易にする為には重要な工程であり、許される偏芯のズレ量は度分秒の単位で表します。通常三角プリズムの場合はニコン6D暗視野オートコリメータを使用して測定します。異形加工品の場合は計算値でピラミダルを測定します。
光軸調整を簡単に!全製品でピラミダル誤差±1分以内を実現!
プリズムの加工時にピラミダル誤差の発生を抑えることは極めて難しく、一般的にはあまり知られることがなかったことから、一部の光学会社でしか規定されることはありませんでした。
近年、ピラミダル誤差の少ないプリズムを使用する事で組立調整時間が大きく短縮され、大きなコスト削減に直接つながる事が認識された事で、注目を集めるようになりました。側面からの倒れを指示される場合もありますが、倒れを3面共に1分以内を望む場合、ピラミダル誤差も約1分以下でなければ、倒れを1分以内にする事は出来ません。
私たちは創業以来すべての製品のピラミダル誤差を1分以内に抑えることを信念として製造してまいりました。製品にもよりますが、5秒以内の加工も可能です。お客様の望まれる本物のプリズムをご提供させていただきます。