目的に合ったさまざまな接合方法をご提案!
目的に合わせた様々な接合方法が可能です。
INDEX
接合方法
エアギャップ接合
ガラス同士の接合部に5μm、10μm、20μm程度の空気層(エアギャップ)を設けた接合方法です。これは空気層を作ることにより、光の入射角度の違いを利用して透過と全反射の両方の機能を持たせたプリズムユニットを構成することができます。
ご依頼時のお願い
エアギャップ接合の場合は、接着領域が必要なため、どの程度の領域が必要になるかを事前にお問い合わせください。コート特性や形状などにより必要な接着領域が変わります。
極小コート付きビームスプリッタの接合
一辺が0.15㎜の極小偏光ビームスプリッタです。接合面は偏光ビームスプリッタとなっており、入出射4面にはARコートが蒸着されています。当社ではこのような極小のコート接合品を製作することができます。
高精度接合
高精度での貼り付けもいたします。角度精度、平行度は±3秒が可能です。一辺の長さが10㎜以上の大きさが必要です。ビームスプリッタだけではなく、様々な形状、角度や金属板への接合も高精度で行うことが可能です。
UV接合
用途に合わせて様々なUV接着剤でガラス同士を高精度に接合します。右の写真はUV接合をした当社の特許技術「クロビット」です。
エポキシ接合
ガラスの部品を装置に固定するためにガラスに固定金具を取り付ける際に使用します。当社ではガラスを金属などに接合してお納めする事も可能です。
直接結合
オプティカルコンタクト
オプティカルコンタクトは高精度な平面同士を温度をかけずに直接接合します。接合面は光学面としての用途に使用可能です。
溶着
溶着はガラスフリットを使い溶かして接合します。熱に強く強固に接合できます。ただし、接合面は光学用途にはあまり使われません。
融着
融着はオプティカルコンタクトをしたものを温度をかけて分子間移動で一体化させます。熱に強く光学用途向きです。
当社使用の接着剤について
当社では、お客様からのご指定が無い場合は主に以下の接着剤から選んで接着をしております。使用する接着剤にご指定がある場合は、あらかじめお教えください。
UV接合に使用する接着剤 |
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エポキシ接合に使用する接着剤 | スリーボンド 2086M |